TOPお知らせミャンマープロジェクトミャンマープロジェクト(13)~雨季米の洪水被害~
ミャンマープロジェクト
ミャンマープロジェクト(13)~雨季米の洪水被害~
2016年09月20日

今回より、現地スタッフによるミャンマー近況レポートをお届けします!

ミャンマーには季節が3つあります。3月上旬~5月中旬が夏季、5月下旬~10月中旬が雨季、10月下旬~2月下旬が乾季(冬季)で、今の時期はちょうど雨季にあたります。数ヶ月前までは連日45度を超え、何十日も雨が降らない日が続いていましたが、5月下旬からは毎日のように雨が降っており、その急激な変化の気候に本当に驚いています。

特に、今活動を行っているミャンマーの南部・エーヤワディーという地区は雨が多く、連日嵐のような大雨が降ります。大雨の後には気温が下がるため、「季節の中で雨季が一番好きだ」というミャンマーの方も多くいらっしゃいます。

しかし、残念ながら今年の雨季は雨の量が例年よりとても多い状況で、人々の生活や順調に育っていた作物にも被害をもたらしています。日本のようにコンクリートではなく土で作られた堤防は壊れやすく、8月の中旬より様々な場所で洪水がおき、多くの田圃が浸水・水没被害にあっているのです。数日前に訪問した際は、緑が一面に広がっていた田圃も、洪水後に訪問すると稲が全て水に浸かり、田圃が湖の下に沈んでしまったような状態となっているところもありました。Kangyidaunt(カンジーダウン)市では8月12日~18日の間で洪水がおき、5日間浸水しておりました。

※Kangyidaunt市:8月22日に訪問した際の写真

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洪水被害により今年の雨季栽培が出来なくなってしまった田圃も多くありますが、洪水被害前から万田31号を使用していたKangyidaunt市の田圃では、「稲が丈夫で被害を受けにくかった。稲の回復が周囲の田圃よりも早かった」という、農家さんからの喜びの声も聞くことが出来ました。また、洪水後から3度、5000倍に薄めた万田31号を葉面散布した田圃では、実際に倒れた稲が徐々に回復する様子が見受けられます。その他の市に対しても、洪水被害の出ている一部の田圃へ万田31号の寄付を行い、ご使用いただいております。

※Kangyidaunt市:8月27日に訪問した際の写真

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お米の収穫は11~12月頃ともう少し先ですが、洪水被害に負けず、万田31号が農家さんの力となり、良いお米が収穫できるよう今後も取り組んでいきます。

また、雨季米の収穫まで、洪水からの回復状況や栽培の様子について、引き続き現地からレポートをお届けいたします。