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ミャンマープロジェクト(14)~洪水からの回復と病害虫の被害~
2016年10月24日

前回のレポートで、雨季の洪水についてお伝えしましたが、この一ヶ月でエーヤワディー全体の景色は変わりつつあります。

8月中旬にはいくつもの堤防が決壊して道路のすぐそばまで水が押し寄せ、屋根しか見えない家や道路わきに避難してきている動物たちが多く見受けられましたが、現在は多くの場所で水が引いています。少し前までは一面茶色の水が覆っていた景色から一面緑の景色に変わり、自然の力と頼もしさを感じます。

洪水後の田圃の回復に万田31号は貢献しています。長期間の洪水により、雨季の栽培を諦めかけていた農家さんの田圃で、万田31号を使用していただきました。洪水で多くの稲が流されたため、回復した稲の本数自体は少なかったものの、回復した稲からは新しい根が確認され、「雨季にもう一度お米の栽培を行ってみる」といった嬉しいお声をいただきました。

 

■洪水被害から回復した稲の様子patheinr%ef%bc%86d

他にも、洪水で貴重な品種が栽培できなくなりそうだったところに、万田31号を使用した結果、「今回の雨季でこの品種が途絶えてしまうのではないかと心配していたので、回復して嬉しい。ありがとうございます。」と感謝の声もいただいております。

しかし、洪水から回復した田圃では今病害虫の発生が問題となっています。洪水からせっかく回復した稲ですが、長い間、水に浸かっていたため稲が弱っており、どの田圃も病害虫が発生しやすい状態が続いています。今後、この問題にもしっかり取り組んでいかなければなりません。

現在多くの田圃では少しずつ花や穂が見られるようになってきました。この雨季の間に水から栄養をたっぷり吸収した土壌では、これから米だけでなく、豆や野菜の栽培も始まります。病気や虫に負けず、多くの収穫ができることを願っています。

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