TOPお知らせミャンマープロジェクトミャンマープロジェクト(15) ~各地ではじまる収穫~
ミャンマープロジェクト
ミャンマープロジェクト(15) ~各地ではじまる収穫~
2016年11月21日

雨季米の洪水被害洪水からの回復と病害虫の被害について、2回連続現地からレポートをお伝えしました。今回は3回目のレポートをお届けします!

季節は移り、少しずつお米の収穫が始まりました。先日、私たちは万田31号を使用していただいているNgakwa(ナクワ)村へ収穫に伺いました。

ミャンマーの収穫は10名以上で稲を刈り、その稲を木製の脱穀機で脱穀を行い、大きな扇風機と大きなザルを使って藁(わら)やごみを飛ばし、米粒だけにしていきます。このように、まだまだ人の手を使いながらの収穫が一般的で、この日も途中で雨が降り出したため、濡れないようにブルーシートで保護しながら作業を行いました。今回収穫を行った0.1エーカー※という田圃のほんの一角ですら重労働で、多くの人の手・多くの時間がかかっていること、また最後まで激しく変わる天候に対応していかなければならない農業の厳しさを改めて感じました。

※1エーカー = 約4,046.9平方m(一辺が約63.6mの正方形の面積分)

■稲刈り%e5%8f%8e%e7%a9%ab%e7%94%b0%e3%82%93%e3%81%bc

今回の収穫で、万田31号の普及と効果の進捗も確認できました。私たちが訪問した農家さんでは、昨年は1エーカーあたりの収穫量が55~70バスケット※でしたが、万田31号を2度使用した今年は100バスケット近くとれ、大幅な増収となりました。

※1バスケット=約20.9kg

■木製の脱穀機%e6%a9%9f%e6%a2%b0

家族の生活のかかったお米の栽培なので、初めて万田31号を使用していただく際は、私たちが説明を行っても、使用することに対して不安の表情が見受けられました。しかし、何度か訪問する間に、万田31号を使用した稲の生育が良いことから徐々に関心をもっていただけるようになり、収穫の際には大変嬉しそうな農家さんの笑顔を多く見ることが出来るようになりました。お話を伺ったSaw Ta Pa Lel(ソータパレー)さんからは、「昨年よりも1本の穂にできる良いお米の割合が増えたことが、これだけの増収に繋がったのでは」と喜びのお声をいただきました。

 

■わらやごみを大きな扇風機で飛ばしている様子%e7%b1%b3

これからも各地で収穫を行いますが、一人でも多くの農家さんに喜んでいただけるようしっかり活動してまいります。